はじめまして。YUZIといいます。

中国語歴は20年くらいです。大学を出て就職してから中国語を始めました。大学でも第二外国語でとっていたんですが、バイトばかりしていた当時、中国語の授業は寝る時間だったので、なんとか単位はとったのですが結局「ニーハオ」程度しか話せるようにならず・・・。

卒業後、香港映画にはまり、広東語から再び北京語に流れる形でここまできました。

途中、北京に語学留学をして、そのまま大学院で勉強したり、現地の企業で働いたりと中国で9年近くを過ごしました。

日本にいるころから中国語学習は始めたのに、中国に留学してすぐのころは毎晩漢字が夢に出てきてうなされました。
日本語とは微妙に違う簡体字、字だけなら漢字を日頃使っている日本人にとって学ぶに有利なはずなのですが、何しろ発音と声調がなかなかうまくいきません。「夏休みの思い出を話して」と先生にいわれて、3分ほどスピーチした末に「何言ってるかわからない」とばっさりやられたときのショックはいまも忘れられません。
そう、日本人にとって鬼門は発音と声調なのです。

もちろん、中国に出向いて中国語で現地と丁々発止を演じるのだという人はぜひとも相手に通じるだけの中国語を身につけていただきたい。それは決して不可能ではありません。学校で悲惨な体験をした私も、毎日音読を続けてなんとかふつうに通じるスピーキング能力を身につけました。

でも、中国語に興味を持つ方のなかには、「なんとか文字が読めればいいかな」という人も少なくないのではないでしょうか? その上で必要ならさらに学べばいいわけで。

じつは私、まだそれほど真面目に中国語に取り組んでいなかったころ、なかなか貴重な体験をしたことがあります。当時、香港に大好きな俳優さんがいて、年に数度もその俳優さんが出演している映画を観るために香港に飛ぶほどでした。ある日、香港の本屋で彼の生い立ちなどを書いた本を見つけた私は迷わず買って、読みました。読めましたよ!

ひとつ種明かしをすると、香港で使われている文字は繁体字で、どちらかというと日本語に近い古い漢字なんです。だから、簡体字の勉強が足りない私にも読むことが出来た・・・。しかし、当時の私は大学で単位を取ったとはいえ、中国語そのものの知識はかなり怪しかったのです。それでも内容を理解できたのは、漢字を知っていたことと、とにかく内容が知りたいという気持ちだったんじゃないかと思います。つまるところ興味を持って集中できるかどうか。

というわけで、このブログでは時事ニュースやちょっと笑えるニュースなど、私が独断と偏見で選んだニュースの見出しを使って、中国語を勉強せずにお気楽極楽に中国語を読みこなせるようになる!・・・というのはちょっとアレなので、だいたい意味がわかるようになってやろうじゃないの!という野心的な内容にしていきたいと思います(笑)。

コメント大歓迎です。

これからどうぞよろしくお願いします!